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Text File  |  1993-03-11  |  5KB  |  183 lines

  1.  
  2.         X68000 Ko-Window フォントエディタ 24dot
  3.  
  4.             Fonted3-24  Version 1.40-24
  5.  
  6.                                1993 3/11 小笠原博之
  7.  
  8.   Ko-Window 上の多機能フォントエディタ Fonted3.win の 24dot 版です。16dot 版
  9. の Fonted3.win とともに、USK_WIN.win 等で使用することができます。
  10.  
  11.  
  12. ●使い方
  13.  
  14.     fed3_24  [-x<num>] [-y<num>]
  15.  
  16.   起動時に指定できるスイッチは、表示位置を指定する -x と -y です。起動後、編
  17. 集ウィンドウが開きます。
  18.  
  19.   基本的に左クリックで点を打ち、右クリックで点を消します。他に以下の機能があ
  20. ります。
  21.  
  22. [All Clr ]    編集画面の消去です。画面の内容は、ClrUndo バッファに待避され
  23.         ます。
  24.  
  25. [Clr undo]    消去された編集画面を復活させます。クリックする度に、ClrUndo
  26.         バッファの内容と入れ替わります。
  27.  
  28. [Reverse ]    編集画面の内容を白黒反転します。
  29.  
  30. [Roll←┐]    編集画面の内容を90度左回転させます。
  31.  
  32. [Roll┌→]    編集画面の内容を90度右回転させます。
  33.  
  34. [  ←→     ]    編集画面の内容を左右反転させます。
  35.  
  36. [  ↑↓     ]    編集画面の内容を上下反転させます。
  37.  
  38. [Sft <<]    編集画面の内容を左シフトします。
  39.  
  40. [Sft >>]    編集画面の内容を右シフトします。
  41.  
  42. [Sft ∨∨]    編集画面の内容を下へシフトします。
  43.  
  44. [Sft ∧∧]    編集画面の内容を上へシフトします。
  45.  
  46. [Area CLR]    指定した範囲をクリアします。
  47.  
  48. [Area REV]    指定した範囲を反転します。
  49.  
  50. [Area MOV]    指定した範囲を移動させます。
  51.  
  52. [Area CPY]    指定した範囲を複写します。
  53.  
  54. [Area←→]    指定した範囲を左右反転します。
  55.  
  56. [Area↑↓]    指定した範囲を上下反転します。
  57.  
  58. [  SEND  ]    編集結果を他のウィンドウに送ります。
  59.  
  60. [  SAVE  ]    単独でファイルにセーブします。
  61.  
  62.  
  63.   その他の場所でクリックすると、[ SEND ] と同じ働きをします。
  64.  
  65.  
  66.  
  67. ●データ通信
  68.  
  69.   他のさまざまなウィンドウからパターンを持ってくることができます。以下はその
  70. 使用例です。(ほかにも使うことができます)
  71.  
  72. ・Fed3_24 -> Fed3_24.win
  73.  
  74.   同じ Fed3_24.win 同志で簡単に転送できます。画面上にいっぱい開いて編集作業
  75. を効率よくすすめることができます。
  76.  
  77.  
  78. ・USK_WIN.win -> Fed3_24.win
  79.  
  80.   USK_WIN.win 側は、[取消]状態にします。マウスの左クリックで好きなパターンを
  81. つかみ(マウスカーソルが変化する)、Fed3_24.win の上まで運ぶだけです。24dot
  82. を転送すると、全部置き替わりますが 16dot を転送すると左上 16x16dot 分だけ置
  83. き替わります。
  84.  
  85.  
  86. ・CODE.win -> Fed3_24.win
  87.  
  88.   パターンを転送できます。CODE.win に -f24 スイッチをつけて起動すると、ROMの
  89.  24dot パターンも受け取ることができます。
  90.  
  91.  
  92. ・TC_WIN.win -> Fed3_24.win
  93.  
  94.   TC_WIN.win は[解除]状態にしておきます。ウィンドウ内のフォントをマウスで左
  95. クリックし、マウスカーソルの形状が変化したら、ボタンを押したまま Fed3_24.win
  96. まで運びます。Fed3_24.win の上で左ボタンを離すと、フォントが送られます。
  97.  Fed3_24.win の上ならどこに置いてもかまいません。なお、16dot フォント転送の場
  98. 合、Fed3_24 の左上の 16x16 ドットのみ置き替わります。
  99.  
  100.  
  101. ・ Fed3_24.win   =>   USK_WIN.win
  102.  
  103.   USK_WIN.win 側では、[移動]、[複写]、[合成]のどれかのモードにし、予め取り込
  104. む場所を左クリックしてマークしておきます。Fed3_24.win の[ SEND ]またはスイッ
  105. チでない場所で左ボタンを押して、マウスカーソルを変化させます。そのまま USK_WIN
  106. の上まで持っていくと、マークされた位置に取り込まれます。(24dot 転送のみ)
  107.  
  108.  
  109. ・ Fed3_24.win   =>   CutEdit.win
  110.  
  111.   通常の Sheet データとして張り付けできます。
  112.  
  113.  
  114.   などなど。これらは一例ですので、PED.win 間ともやりとりできます。
  115.  
  116.  
  117.  
  118. ● Fed3_24.win 単独のファイル操作
  119.  
  120.    KF.win を使ってファイル名を運ぶことで、ファイルから直接パターンを読み込む
  121. ことができます。読み込めるファイルフォーマットは、下の2種類です。外字やTC
  122. 等の「*.FON」のデータは、他のウィンドウを利用します。
  123.  
  124.  
  125. (1) PED.win でセーブしたファイル。Sheet ファイル。(24×24ドット)
  126.  
  127. (2) GBACK.win のバイナリーフォーマットのファイル。(24×24ドット)
  128.  
  129.  
  130.   上の2つは自動判別します。(1)の場合は、2プレーンのうち1プレーン分しか読み
  131. ません。後は無視します。(2)は GBACK.win でも説明しましたが、IOCS でそのまま使
  132. うことのできる、単純なフォーマットです。先頭に2バイトずつ横サイズと縦サイズ
  133. が書き込まれていて、あとはベタ書きのバイナリーデータです。
  134.  
  135.  
  136.   編集結果は、このウィンドウ単独でも[  SAVE  ]を使ってセーブすることができま
  137. す。[  SAVE  ]をクリックすると、ポップアップメニューが表示されるので、セーブ
  138. 形式を選択し、ファイル名を入力して下さい。
  139.  
  140. (1) PED.win の include フォーマット
  141.  
  142. (2) PED.win の source フォーマット
  143.  
  144. (3) GBACK.win のバイナリーフォーマット
  145.  
  146. (4) 単純なベタ書き
  147.  
  148.  
  149.  
  150.   上の(1)~(3)でセーブしたファイルは、Fed3_24.win で読むことができます。(4)
  151. では、ヘッダも何も付かないデータだけをセーブします。
  152.  
  153.   (1)~(2)でセーブすると、PED.win で読み込むことができます。また、GBACK.win 
  154. では、(1)~(3)用いることができます。つまり、24×24 の1プレーンに限定されま
  155. すが、背景パターンの編集にも一応使えるということです。
  156.  
  157.   入力したファイル名の拡張子ですが、(1)の場合は「.INC」、(2)の場合は「.C」に
  158. 置き替わります。(3)~(4)では入力したファイル名そのままでセーブされます。
  159.  
  160.  
  161.  
  162. ●注意点
  163.  
  164.   セーブやデータを他のウィンドウに送らずに、ウィンドウを閉じたり他のパターン
  165. を持ってきたりすると、前のパターンは失われます。何の警告も出しません。ご注意
  166. 下さい。
  167.  
  168.  
  169.  
  170. ●最後に
  171.  
  172.   プログラムは gcc でコンパイルしています。XC v1 他のライブラリを含んでいま
  173. す。転載、配布はフリーです。このプログラムは単独でもフォントの編集に使えます
  174. が、CODE.win , TC_WIN.win , USK_WIN.win 等のウィンドウとセットで使うことを目
  175. 的に作られています。ソース希望者は連絡下さい。
  176.   いろいろと協力していただいた Hartmann さんに感謝します。
  177.  
  178. 連絡先
  179.  oga@dgw.yz.yamagata-u.ac.jp
  180.     SPS-NET: SPS0783 COR.
  181.  DenDen-NET: DEN0006 COR.
  182.  
  183.